共依存は、誰かを過剰に助けてしまったり、相手の機嫌に左右されたり、「相手なしでは自分が保てない」と感じやすくなる心理状態を指します。
これは突然起こるものではなく、育ってきた家庭環境の影響を強く受けています。
では、そんな家庭で育つと共依存になりやすいのでしょうか?
■1.親の感情が不安定な家庭
親が怒りっぽかったり、落ち込みが激しかったりすると、子どもは「どうすれば親が機嫌よくいてくれるか」を常に考えるようになります。
すると、、、
他人の感情を読むクセが身につき、大人になっても相手の気分に振り回されやすくなります。
■2.子どもが〝親の世話役″になる家庭
本来大人が担うべき役割を、子どもが背負ってしまうケースです。
・親の相談相手になる
・家事や家の問題を引き受ける
・弟妹の面倒をすべてみる
このような環境では、、、
「私が頑張らないと家が崩れる」という思い込みが育ちます。
そのまま恋愛でも友人関係でも、〝世話をする側″になりがちです。
■3.過干渉やコントロールが強い家庭
親が子どもの選択をすべて決めてしまったり、「NO」と言うことを許さない家庭では、境界線が育ちません。
その結果、、、
大人になっても断れない、距離を置けない状態になり、相手に巻き込まれやすくなります。
■4.愛情が不安定な家庭
優しい時と冷たい時の差が激しく、条件つきの愛情が与えられるなど、一貫性がない家庭は子どもに大きな不安定を与えます。
その不安から、「嫌われたくない」「見捨てられたくない」という気持ちが強くなり、大人になっても不安定な相手にしがみつく形で共依存になりやすくなります。
■5.依存症・暴力・問題を抱える家庭
家族にアルコール依、ギャンブル依存、DVなどがあると、子どもは常に〝危険対応モード″で育ちます。
その結果、大人になったときに問題を抱えた相手に惹かれる・助けたいと感じやすいというパターンが形成されやすくなります。
■まとめ
共依存は「弱さ」ではなく、家庭で身についた生き延びるためのスキル延長です。
しかし、この傾向に気づくことで、自分の心を守る選択ができるようになります。