「言葉」毎日日常的に発する言葉、あなたは意識して言葉を発していますか?
同じ言葉でも、使い方や選ぶ言葉、また言い方で相手に伝わる〝伝わり方や意味”は変わってきます。
言葉は、同じような言葉でも発する言葉の選び方でその人の性格や心理がわかるものでもあり、自分が発する言葉の選び方次第で自分の行動も変わっていくものです。
今回は言葉の力について深掘りしていきます。
ーー言葉の力を使った行動変容の実践ガイドーー**
価値観・心理状態・思考の癖・行動パターン
私たちは、気づかないうちに日常的に使う「言葉」によって、自分自身の思考・行動・感情のパターンを作っています。
仕事や日常でいろんな人と向き合っていると、ほんの一言から価値観・心理状態・思考の癖・行動パターンが見えてくるものです。
言葉は習慣を表すだけでなく、言葉が思考を変え、思考が行動を変え、行動が人生を変えていく。
この記事では、ビジネスの場で使える
・言葉が行動を変える具体例
・クライアントの言葉から読み取れる心理サイン
・面談で使える質問プレート
・すぐ変化を生む〝言葉の変換シート″
を、実用的な形でまとめてみました。
■言葉が変わると行動が変わる理由
言葉は、脳が世界を見る〝フィルター″です。
同じ出来事でも、言葉が違えば意味が変わり、意味が変われば行動も変わります。
●否定語は行動を停止させる
「無理」「できない」「しんどい」
→脳は〝やらない理由探し″を始める。
●中立語は問題解決モードを開く
「今は余裕がない」「まだ慣れていない」
→行動の可能性が生まれる。
●抽象語は動けない
「頑張る」「ちゃんとする」
→脳は何をすればいいかわからない。
●具体語は行動を引き起こす
「10分だけやる」「資料を1枚作る」
→行動が明確になるため、動きやすい。
■相手の言葉に現れる〝心理パターン″
現場で特に注意したい、言葉に現れる心理サインを整理しました。
1.自己否定系の言葉
「私なんて」「どうせ無理」「迷惑かけたくない」
●隠れた心理
・自己価値の低さ
・自罰感情
・他者への過剰配慮
●関わり方
「責める必要はありません」「今の状態を一緒に整理しましょう」
2.完璧主義系の言葉
「ちゃんとしないと」「〜すべき」「もっと頑張れたはず」
●隠れた心理
・失敗恐怖
・過度な基準設定
・認知の固定化
●関わり方
「その基準を30%だけゆるめたら、どう変わりますか?」
3.他者軸・依存系の言葉
「どうしたら良いですか?」「どっちでも良いです」「みんなが言うから」
●隠れた心理
・自己決定への不安
・責任回避
・過去の否定体験
●関わり方
「まずあなた自身の意見を聞かせてください」
4.トラウマ・過去起点の言葉
「また同じことになる」「人って結局」「傷つきたくない」
●隠れた心理
・再発恐怖
・対人不信
・避けたい感情がある
●関わり方
「今回は過去と違うところはどこですか?」
💡まとめ
言葉は、自分が発する言葉一つで意味も変わってきますし、人間は言葉の内容だけではなくて、
・声のトーン
・表情
・話す速さ
・間の取り方
・前後の文脈
からも意味を判断しています。
なので、心理学では「言葉そのもの」よりも、「どう伝えたか」の影響も大きいと言われることもあります。
例えば、
「大丈夫?」という一言でも、
・心配している「大丈夫?」
・疑っている「大丈夫?」
・呆れている「大丈夫?」
・怒っている「大丈夫?」
全部意味う意味になります。
特に日本語は、主語を省略したり曖昧な表現が多かったりするから、他の言語以上に「言い方」や「空気」で意味が変わりやすい言語とも言われています。
これをきっかに、普段の言葉の選び方、声のトーンなどに注目して自分の話し方について一度考えみたり、改めていろんな「言葉」を知ると、日本語は結構面白い言葉や深い言葉など、言葉の面白さなどに気づけて意外と楽しいですよ。





