あなたは、褒められて育ちましたか?それとも褒められずに育ちましたか?
この問いに対してすぐに、〝私は褒められて育った!″〝褒められずに育った・・・″とすぐに答えられる人が多いと思いますが、実際のところどっちだったかわからない人もいると思います。
この問いに答えられなかった人も、答えられた人も、褒められずに育つとどういう感情、心理になるかを少しでも知っていただけたらと思います。
今回は、「褒められずに育った人に起こりやすい心のクセ」→「後から育て直す具体的方法」→「親との距離の取り方」についてまとめていきます。
①褒められずに育った人に多い思考のクセ
まず「あるある」を言語化します。
当てはまるものがあっても、責めなくて大丈夫です。
●できても「まだ足りない」と感じる
・達成しても安心できない
・喜びが一瞬で消える
→承認の基準が常に外側(親の目)にある
●褒められると不安・居心地が悪い
・「お世辞では?」
・「次は失敗できない」
→褒め=評価・条件付き愛、だと刷り込まれている
●無意識に自分にダメ出ししている
親の言葉が、自分の内なる声として残っている状態です。
ここで大事なのは👇
👉これは「性格」ではなく学習された反応だということ。
②自己肯定感は「後から」ちゃんと育て直せる
ここからが一番大事です。
ステップ1:結果ではなく「行動」を承認する
×「私、ダメだな」
○「今日はちゃんと○○しようとした」
ポイントはうまくいったかどうかを一切見ないこと。
ステップ2:「当たり前」を言葉にする
褒められなかった人ほど、「できて当然」「我慢して当然」が多いです。
なので意識的に👇
・起きた
・行った
・続けた
これだけでOK。
脳は言葉にしたものを現実として採用します。
ステップ3:自分への声かけを親仕様から変える
頭の中で聞こえる
「まだ足りない」「それで満足?」
これが出たら👇
👉「今の私は、これで十分やってる」と意識的に上書き。
最初は嘘っぽくてOKです。
回数が効きます。
③親との距離の取り方(無理にわかり合わなくていい)
大事な前提を言いますね。
👉親に変わってもらおうとしないこと
これは「諦め」ではなく自分を守るための現実的な選択です。
実践的な距離の取り方
●期待しない(ここが一番効く)
・褒めてもらおうとしない
・わかってもらおうとしない
期待を下げる=自尊心を守る行為です。
●心の中で役割を変更する
「承認者」→❌
「ただの親という立場の人」→⭕️
評価権を親から自分に戻すイメージ。
●会話は「事実+終了」
感情を乗せないのがコツ。
説明・説得・正当化は不要。
最後に、とても大事なこと
褒められなかった人は
☑️真面目
☑️責任感が強い
☑️人の気持ちに敏感
これは生き延びるために身につけた能力です。
欠けている人ではありません。
今はただ「自分を承認する役」を自分自身に引き継ぐ時期なだけ。
この記事を読んで、最初の問いと答えが変わらない人もいれば、変わった人もいるでしょう。また、最初は答えがわからなかったけれど、答えを見つられた人もいるのではないでしょうか?
この記事を通して伝えたかったことは、褒められずに育った人はどういう感情、心理を持ちやすいかを知っていただきたかったのと同時に、褒められずに育ったという人は、まず自分を知り、理解するきっかけとなれたらと思い書かせていただきました。
褒められずに育ったから、良いとか悪いとかではなく、こういう環境、育てられ方をしたから、自分は生き延びるためにこのような感情、心理になっていたんだなと知って理解し、今後自分自身がどうしていきたいかを考えるきっかけ、そして子育てをする際の知識として参考に少しでもなれたら幸いです。
育ってきた環境=過去は変えることは出来ませんが、今後の自分次第では未来は変えることができます。
少しでも自分の思い描く未来へと通ずるきっかけとして頂けたらと思います。